ある時から、背中や脇腹のあたりがムズムズとかゆくなり始めました。ボディローションなどを塗って乾燥対策をしても、良くなるどころかどんどん悪化していきます。
そのうち、表面から皮膚がボロボロと取れるようになってしまいました。もうこうなった頃には、風が吹いてもかゆい、という感じに。
このままではどうにもならん、と皮膚科を受信してみると、「アトピー性皮膚炎」と「乾皮症」という診断でした。
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もともとアトピー体質だったが…
私はもともとアトピー体質で、子供時代から二十歳頃まで、ちょくちょく皮膚科のお世話になっていました。
思春期の頃辺りからかなり悪化し、あちこち皮膚が破れて血が出るような状態になり、ステロイドもほとんど効かないように。
そして、二十歳頃に漢方薬を試し、体質にあったのか劇的に効いて、普通の肌に戻れるようになりました。
思春期の頃と症状が違う
今回の状態は、子供時代~思春期、成人のころに体験した症状とは、全く違うように感じました。
赤みやかゆみなどはありますが、全ては「乾燥」が原因のように感じられるのです。
若い頃の症状は、どちらかと言うと「炎症」が内側から発生している感覚でした。
全く違った印象を持っていたため、アトピーの診断が出たことに違和感があり、皮膚科から帰宅後にはネットでも調べてみることに。
その結果、アトピーには「じゅくじゅくしたタイプ」と「乾燥タイプ」の二種類があるとしり、納得。
残念なことに、私はアトピーのフルコースを堪能することになってしまったのでした。