全身にひどい乾燥と皮剥けの症状が出ていた時、髪の毛も減ってしまいました。
当時は頭皮がいつも痒く、髪の毛をとかすとフケのようなものがいっぱい出るという状態でした。洗髪後に頭皮をチェックしたら、小指の先ほどもある大きな皮膚が浮き上がっていたこともありました。
髪の毛を洗うと抜け毛がいっぱい取れ、さらにドライヤーで乾かした後の床にもたっぷりと落ちている。額の生え際が薄くなってきたことに気がついた時には、かなり焦りました。
食事療法と小麦粉シャンプーで改善
皮膚科でアトピーの診断を受けてからステロイド入りのローションを頭皮に使うようになりましたが、それでも症状は改善しませんでした。かゆみは多少おさまるものの、一番の問題である乾燥と皮膚の落屑が止まらなかったのです。
対策として市販のシャンプーをやめ、小麦粉シャンプーを使うようにしたところ、乾燥がややマシになっていきました。
さらにその後、ピーナッツバターを食べると皮膚の乾燥がおさまることに気が付き、食事療法として毎日摂取するようになりました。すると全身を覆っていた乾燥の症状が治り始め、頭皮の状態も改善していきました。
ちなみにこの時期、頭皮のケアにココナッツオイルが良いと聞いて試しましたが、こちらはあまり効果を実感できませんでした。オイルを塗ってどうにかなるような状態では無かったと思います。
毛髪の量が回復
頭皮のかゆみや皮剥けが治ってから一ヶ月ほどした頃、生え際から短い髪の毛がツンツンと生えてきました。結構な量のツンツン毛が出ていたので変な見た目でしたが、「髪の毛が生えてきた!」とかなり喜んだのを覚えています。
しばらくは頭皮にダメージが残っていたのか、抜け毛の量はあまり減りませんでした。しかし抜けた分を補うように新しい毛髪が生え、やがてアトピーを患う前の毛量まで戻っていきました。
完全に元通りになるまでには、半年ほどかかったと思います。
現在は乾燥性アトピーの症状もおさまり、頭皮の状態もごく普通となっています。しかし痒み&乾燥があれほど毛髪に影響するとは思っていませんでした。
髪の毛の量を保つためには、とにかく頭皮のケアが大切なんだなと気付かされました。最近は女性も薄毛のトラブルに悩まされる方が多いと聞きますし、今後も髪の量を保つため、きちんと気をつけていこうと思います。
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