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落屑は冬の間に治す

 私が乾燥と落屑の症状に悩み始めたのは数年前の秋ごろからでした。カサカサ肌に悩みつつ市販のクリーム等で対策をしていましたが、なかなか良くならず皮膚科に通院を始めることに。

 皮膚科ではアトピー・乾皮症と診断されステロイドと保湿剤、ザイザル等の処方を受けました。しかし多少は改善するものの、落屑は治まりません。

 当時は「暖かい季節になれば良くなるだろう」と考えていたのですが……実際には夏になるとかゆみが増大、さらに悪化してしまいました。

夏になると肌状態が最悪に

 肌が乾燥しているのだから、湿度の高い夏場は、少しマシになりそうな気がするものです。

 しかし実際は真逆で、汗をかいても皮膚がうるおうことはなく、表皮がふやけてさらに剥けてしまう、という状態でした。

 夏場に外出をした際には、背中や腰にかいた汗を拭き取るため頻繁にトイレへ行っていました。しかし汗を拭き取ったあとは、さらに激しい乾燥が襲い、表皮がパリパリになります。

 さらに汗と湿気、そして冷えの影響で痒みが出て来る、という状況です。汗をかくのが苦痛でしかたありませんでした。

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秋冬から治り始める

 秋冬は、汗をかくことが少ないため、炎症から来るかゆみは少なく、乾燥が症状の中心でした。そしてこの頃ピーナッツバターを食べると乾燥が治まることに気が付き、毎日食べ始めます。

 皮脂を増やして乾燥と落屑が治まってくると、同時にかゆみも止まりました。

 この時期に皮脂を増やす対策を始めたのは、良いタイミングだったと思います。冬場は汗によるかゆみが生じにくいですから、乾燥さえ治まればストレスも一気に減りますし、肌を掻きたくなることもほとんどありませんでした。

 そのまま落屑が治っていき、徐々にその他の症状も治まっていきました。多少気になる部分も残っているため、皮膚科には一応まだ通院をしていますが、ステロイドの使用量はひどい時期と比較すると10分の1程度です。

 対策を続けるうちに皮膚が丈夫になったのか、翌年の夏にはほとんどストレス無く、外出ができるようになりました。現在は汗をかいてもかゆみが出ることはありませんし、皮膚も剥けなくなっています。

 おそらくですが、夏場に皮脂不足を補う対策を始めていた場合、落屑が止まってもしばらくは、かゆみや炎症などに悩まされたのではないかと感じます。

 落屑が止まった後も荒れた部分に汗が染み込みますから、乾燥対策だけでは治りきらなかったかもしれません。

 今乾燥と落屑の症状に困っているのなら、ピーナッツバター等を食べて皮脂不足を補う対策を始めてみてはいかがでしょうか。

ピーナッツバターでアトピー・乾燥肌対策 食べた量・メーカーを紹介
 ピーナッツバターで肌の乾燥が治ってくることに気がついてから、毎日大量消費を続けました。 このページでは、落屑がおさまるまでに食べた量と、製...
私はアトピーという診断を受けていますが、乾燥性で症状のメインは落屑でした。 湿潤性の症状には、上記の対策方法をしても効果がないかもしれません。 また、おそらく10代など若い方の場合、皮脂不足であるケースは少ないのではないかと思います。 乾燥症状がひどい方、中年期以降など皮脂不足になりやすい方に、おすすめしたい対策方法です
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