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一番肌に優しいと感じた石鹸

 アトピーが再発し、ひどい乾燥に悩んでいた時期には石鹸を使うべきかどうか迷いました。「石鹸を使わないほうが肌に良い」という話も聞きますし、皮脂のとりすぎは避けたいものです。

 しかしワセリン保湿剤を使っている場合、やはり石鹸で体を洗った方が良いと思います。油分を含んでいる保湿剤は、お湯で流すだけではほとんど落ちません。

 試しに石鹸の使用を止めてみたこともあるのですが、ベタつきが気になってしまいますし、タオルや衣服にも油分汚れが付きます。さらに不快感から痒みが出るなど、良いことがありませんでした。

 肌が乾燥してデリケートな状態になっていると、体を洗うことにも抵抗を感じるものです。洗っても洗わなくても大変なんですが、どちらかというと洗ったほうがトータルでマシだと感じます。

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体を洗わないわけにはいかない、とはいえ弱った皮膚に刺激を与えたくない。

 当時はとにかく乾燥と痒みで参っていたため、少しでも肌に良いものを使おうと考えて色々な石鹸を試しました。

 その結果気付いたのは「肌に優しいと記載している製品でも物によってかなり違う」ということです。

 弱酸性、保湿成分入り、低刺激、無添加……等々いろんな謳い文句がありますが、使ってみると洗浄力が強すぎたり、肌に合わないことも多くありました。

 とくに「赤ちゃんでも使える」と謳っているタイプの製品は、期待したほど低刺激でないことが多かったです。赤ちゃんのお肌でも安心と聞くと、かなり低刺激で優しい洗浄力なのだろうとイメージされますが…

よく考えてみると、肌の丈夫さは

 大人>赤ちゃん>アトピー・乾燥肌体質の人

なのかもしれません。

アレッポの石鹸

 今まで色々使ってみて一番肌に優しいと感じたのは「アレッポの石鹸」でした。

 オリーブオイルの石鹸は色々と出てますが、物によって結構使い心地に違いがあるようです。個人的にはアレッポの石鹸が最も肌に合い、刺激が少ないと感じます。

 泡立ちはごく普通です。香料などが使用されていないため、ややオイルっぽい匂いがしますが、それほど気になりません。普通の石鹸と比べるとかなりサイズが大きいので、私は半分に切って使用しています。

アレッポを買う時は「色」に注意

 アレッポの石鹸はいくつかのメーカーから販売されています。

 基本的には外側が褐色・内側が緑色の石鹸なのですが、最近はかなり色が濃く黒っぽい製品もあるようです。熟成期間が長いと色が濃く変化し、品質が良くなるというような話ですが…

 アレッポの工場と直接取り引きをしていらっしゃる会社の方が、「熟成と色」について詳しくブログで解説されていたので、下記にリンクします。

 熟成と色について|アレッポの石鹸職人から

 リンク先の記事では、色の濃い製品を検査した結果が紹介されています。通常よりも色が濃い焦げ茶色をした石鹸には、なんと金属成分が混じり酸化していたそうです。

 アレッポの石鹸を買う時にはちゃんとした会社が販売している、一般的な色味のものを選ぶようにしましょう。

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