ひどい乾燥肌になっていた時期、いつもお風呂上がりにはステロイドを混ぜたヒルドイドソフトを、保湿剤としてたっぷり塗っていました。
その結果、剥がれた皮膚や保湿成分が衣服に付着し、かなり面倒な事になりました。
洗ったはずの衣服がベタつく
保湿剤を使用し始めてからしばらく経つと、洗ったはずの衣服やタオルが、なんだかベタついていることに気が付きました。初めのうちは「しっかりと乾いていないのかな」と思っていたのですが…
どうやら、衣服に染み付いたヒルドイドソフトやワセリンなどの保湿剤は、普通の洗濯では落とせないようです。
保湿剤使用時の洗濯方法
色々と調べた所、
★お湯で予洗い
★予洗い時には台所洗剤を使用する
というのが良いと知り、さっそく試してみました。
汚れが大量に残っていた
温かいお風呂の残り湯をタライに汲み取り、Tシャツ等を入れて台所洗剤で洗ってみたところ、びっくりするほど水が真っ茶色に!
毎日、普通に洗濯機にかけていましたから、正直ここまで、汚れが残っているとは思っていませんでした。
その後普通の洗濯洗剤で洗い直し、乾かした後に触ってみると、かなりベタつきが取れていました。台所洗剤とお湯のコンボは、結構効くようです。
以降は毎回、洗濯機にかける前に、お湯&台所洗剤で予洗いをするようになりました。
★残り湯で予洗いする場合、一旦洗剤で洗った後、すすぐ際にも温かいお湯を使った方が良いです。濡れた洗濯物を絞るのが面倒だったため、脱水とすすぎを洗濯機に任せた所、汚れがかなり残ってしまい、洗い直しとなりました。
専用洗剤を使う方法も
正直、お湯で手洗いをするのは暑いですし、かなり面倒です。手早く済ませるのなら、専用の洗剤を使用するのも一つの手でしょう。
ただし、この手の商品はかなりお値段が高いです。なので、私は一度も購入したことがありません(^^;)。
レビュー評価を見ると、洗浄力はかなり高いようですが、やはりコスパに満足していない声もあります。
この製品の場合500gで2980円、「Tシャツ2~3枚で10g~20gほど使用」ということですから、Tシャツ1枚を一回洗う毎に約30円のコストとなります。
実際にはTシャツだけでなく、下着やタオルにも使用すると考えると、500gをあっという間に使い切ってしまいそうです。
手間とコストを考えると、なるべく安価なTシャツ・レギンスなどを下着として着用し、ベタつきが気になったら使い捨てる、というのも一つの手だと思います。ただ、ワセリンが多量に付着した衣類をそのまま洗濯機で洗うと、故障を招くこともあるため、注意が必要です。