クルミやアーモンドで乾燥肌対策をした結果
乾燥肌によい食べ物を探していた際、クルミやアーモンドなどのナッツ類がおすすめされているのを、あちこちで見かけました。
当時、私の肌は相当な乾燥状態にあり、しかも全身に症状が出ていました。とにかくひどく乾燥し、クリームなどで保湿をしても間に合わないほど。(後に皮膚科でアトピーの診断を受けています。)
圧倒的に皮脂が不足した状態でした。
食べる対策方法なら全身に効果があるだろう、とアーモンドやクルミを通販で購入。もともとナッツ類は好物なので、苦もなくいくらでも食べられたのですが…
数日食べ続けてもとくに変化なし。肌の乾燥はほとんどおさまらず、肌をこすると白い粉が舞う状態が、ずっと続きました。
ナッツは消化しにくい?
今思うと、どうもナッツ類は消化がいまいち良くないのでは、という気がします。
仮に肌に良い成分や皮脂のもとになる成分がたっぷり入っているとしても、消化・吸収ができなければ、意味がありません。
ナッツの消化吸収率について調べてみたところ、こんなページを見つけました。
低脂肪なほど低カロリー: それがナッツです! | American Pistachio Growers
アメリカピスタチオ協会のサイトですから、かなり信憑性がありそうです。
このサイトによると、ナッツには細胞壁があり、そこに含まれている食物繊維は消化されないそうです。
さらに、細胞壁に守られて脂肪分の多くも消化されない。噛み砕いたり挽いたりして細胞壁を物理的に破壊すれば、バターの脂肪のように吸収されやすくなる、とのこと。
つまり何となくカリカリとナッツを食べているだけでは、栄養のほとんどが吸収されない、結果肌にも効果なし、ということになるのではないでしょうか。
皮脂不足をおぎなうために食べるのなら、すりつぶすぐらいの勢いでしっかりと噛まないと、あまり意味がないということですね。
消化の良いペースト状のナッツを食べる
乾燥肌対策としてナッツを食べるのなら、消化しやすいペースト状やバター状のものがおすすめです。
私自身は、ピーナッツバターを食べるようになってから、肌の乾燥がおさまりました。
私にとってはかなり即効性があり、食べた翌日には肌に変化を感じたほどです。
人によっては効かないかもしれませんが、乾燥肌に困っているのなら、ピーナッツバターをまずは一度たっぷり食べてみて、翌日の肌を確かめてみるのが良いと思います。
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