アトピーの症状が酷かった時期には、顔にも弱めのステロイドを使用しなければなりませんでした。 それでどうにか症状を抑えていたのですが、おそらくそのせいで、小さなイボが発生してしまいました。
2ミリ程度の小さいものだったので、初めはあまり気にしていなかったのですが、その後徐々に増え始めてしまい、かなり焦りました。
見た目はそれほど目立たないイボでしたが、ブツブツとして手触りが最悪です。一体これは何かと調べてみた所、おそらく扁平疣贅(扁平イボ)と呼ばれるものでした。
写真を撮影していないのでイラストですが、形がはっきりしている物は、こんな感じの見た目でした。
触ると増えるウイルス性のイボ
小さいとはいえかなり固いため、気になって何度も触っていたのですが、これが良くなかったようです。
初めは一つしかなかったのに、どんどん増えて7~8個になってしまいました。ステロイドで免疫が落ちているため、増えやすい状況だったのだと思います。
イボにはハトムギが良いときいたので、ハトムギ粉を毎日飲んだりしましたが、何も変化が起きません。しかし試しに紫雲膏を塗ってみたら、徐々に変化が出てきました。
紫雲膏でイボが治るまでの経過
紫雲膏を塗り始めて2~3日後、扁平イボの表面がカサカサと乾いた感じになってきました。
恐る恐る爪で引っ掛けてみると、ポロッと何かが剥がれ落ち、もしかしてイボが取れた!?と驚きましたが、 よく見ると剥がれ落ちたのは表面の皮だけ。イボ自体はまだ、しっかり残っていました。
しかし、これを繰り返していけばそのうちイボ自体が消えるのでは?と感じ、その後も毎日、イボ部分に紫雲膏を塗り続けました。
そして一ヶ月後には、7~8個あった内の半分ほどが、綺麗に消えてなくなっていました。額、こめかみ、顎のあたりに発生したものから消えて行き、鼻の横、頬にあるイボは残っている状態に。
残りのイボにもそのまま紫雲膏を塗り続けたところ、約3ヶ月間ほどで、すべて無くなりました。
一番最後まで残っていたのは、鼻の横にあったイボです。かなり根が深かったのか、剥けても剥けてもまだ残っている、という感じでした。顔の中心に近いイボのほうが、治りにくかったという印象です。
紫雲膏の効果
扁平イボはウイルス性ですから、触った指で他の部分を触れると、そこにまた新しいイボが出来てしまいます。とくにアトピー症状が出ているときは、肌に細かいキズが多くなりますし、免疫も低下するため、増えやすい状態だといえるでしょう。
私も始めはどんどん増えてしまい、かなり焦りました。しかし、イボ部分に紫雲膏を塗るようになってからは、一個も増えることなく、最終的にはすべて治しきることができました。
顔の扁平イボが治らない、増えて困っているという方は、一度紫雲膏を試してみてはいかがでしょうか。
紫雲膏を購入する前に
私の場合は良く効きましたが、人によっては全く効かない…ということもあるかもしれません。もしも試してみるのなら、初めは少量サイズのものを購入したほうが良いと思います。
また、紫雲膏は色が赤く、衣服などに付くと取れにくいなどの難点があります。しかも、ちょっとクセのある匂いです。あまり使用感が良いとはいえませんので、その点もご留意ください。