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手の平や足の裏にできる、かゆい水疱「汗疱」が治った話

 数年前の夏、手の平がむず痒くなりはじめ、よく見てみると皮膚の下に水がたまったようになっていました。

 表面はでこぼこしていないのですが、明らかに水のようなものが溜まっており、指で押して見ると透明な液が出てきます。

 アトピーの症状も出ていたので「いわゆる浸出液かな?」と思ったのですが、どうも様子が違う。皮膚が荒れていない部分にできていますし、かゆみの感覚もちょっと違います。

水疱ができた位置

 しばらくすると足にも同じような症状が現れ、皮膚の下に点々と水が溜まり始めました。やがて一つ一つの水疱が繋がり始め、大きな水ぶくれ状になってしまいました。

 この頃になると痒みがかなり強くなり、とにかくじっとしていられない気分に。薬を塗ってみたり色々としたのですが、なかなか改善しません。なんの症状なのか検索してみたところ、どうやら「汗疱」というものらしいことが判明しました。

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汗疱が治し方を調べた結果

 汗疱の治療方法について色々と調べ試してみたところ、「汗疱は塩分不足が原因」という記事をいくつか見つけました。下記リンクでは、減塩療法中の方が汗疱を発症し、適度に塩分を摂るようにしたところ、すぐに症状が治ったという話が紹介されています。

 私は特に減塩していたつもりは無いですが、ためしに塩分摂取に励んでみたところ、あっという間に汗疱の痒みが改善

 どんどん広がり続けていた汗疱が、すっかり治まりました。しばらくは皮膚下に水疱っぽいものが多少残っていましたが、それも一週間程度で綺麗に消えました。

お茶やコーヒーの飲み過ぎで塩分不足に

 カリウムはナトリウムと結びつき、余分な塩分を体外へ排出してくれる栄養素です。不足しがちといわれることが多いようですが、実際はどくだみ茶やコーヒー、お茶などに豊富に含有されています。

 汗をかくことが多い夏、冷たいお茶やコーヒーはとても美味しく感じるものです。しか塩分を摂らずにカリウム豊富なお茶ばかり飲み続けていれば、体内のナトリウム濃度はどんどん減っていってしまいます。

 汗疱の症状が出た当時、私は毎日カリウム豊富などくだみ茶を飲んでいました。さらに朝晩必ずコーヒーを飲むという習慣もありました。一気にカリウムを摂取し、一時的に塩分不足の状態になったことが、汗疱の症状を招いたと考えられます。

 塩分は体に良くないというイメージがありますが、不足すると汗疱などの皮膚症状だけでなく、熱中症を招くことにもなります。汗疱の症状が出たら、こまめな塩分摂取を心がけてみてはいかがでしょうか。

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